運動不足の方はもしかして…😲
こんにちは、【転倒予防ケアトレーナー】のTAKUです。今日は最近よく聞く、話題の「フレイル」についてお話したいと思います。
皆さん、フレイルっていう言葉ご存じですか?聞いたことあるけど、意味はよく分からない方も多いと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。
フレイルとは…
フレイルって英語なんですが、「Frail」と綴り、「虚弱」という意味です。海外の老年医学の分野では「Frailty」と用いられています。
厚労省におけるフレイルの説明はというと、年を取って体や心のはたらき、社会的つながりが弱くなった状態を指します、と書いてあります。
年齢を重ねていくと、心身や社会性などの面でダメージを受けたときに回復できる力が低下し、これによって健康に過ごせていた状態から、生活を送るために支援を受けなければならない要介護状態に変化していきます。
詳しくは…
- 身体のはたらきが弱くなる…「身体的フレイル」といい、運動器の障害で移動機能が低下したり(ロコモティブシンドローム)、筋肉が衰えたり(サルコペニア)するなどが代表的な例です。高齢期になると、筋力は自然と低下していきます。
- 心のはたらきが弱くなる… 「精神・心理的フレイル」といい、高齢になり、定年退職や、パートナーを失ったりすることで引き起こされる、うつ状態や軽度の認知症の状態などを指します。
- 社会的つながりが弱くなる…「社会的フレイル」といい、加齢に伴って社会とのつながりが希薄化することで生じる、独居や経済的困窮の状態などをいいます。
これら3つのフレイルが連鎖していくことで、老い(自立度の低下)は急速に進みます。この連鎖はどこが入り口になるかは、その人次第。老いとは、決して身体の問題だけではないのです。そのまま放っておくと、出来ないことが増えていき、介護を要することも増えていってしまいます。
フレイルを防ぐには…??
フレイルに陥ってしまうと、徐々に介護が必要となってきてしまいます。しかし、フレイルになることを防いだり、予防することは可能なのです。
フレイルの予防に重要なのはずばり「栄養」「運動」「社会参加」です。
- 栄養については、たんぱく質をとり、バランスよく食事をし、水分も十分に摂取するなどが重要です。
- 運動については、散歩したり、筋トレをする、ストレッチなどを行うことが重要です。
- 社会参加については、就労や余暇活動、ボランティアなどに取り組むということが重要です。
私の訪問整体では栄養については手が出せませんが、多少なりのアドバイスは可能です。運動の部分にばっちり当てはまっているため、関与できます。また、整体中に楽しい会話や情報交換、屋外歩行等も行うため、社会参加としての役割も担えると思います。
普段、一人の時間が長いという方や運動不足だと感じられている方、栄養面が不安だと思う方はぜひご相談ください。☺
フレイルの基準
自分はフレイルではないだろうか…、フレイルに当てはまるのかな?という方、判断基準がありますので、参考までに当てはめてみてください。
フレイルの評価方法はいくつかありますが、2020年改定 日本版CHS基準(J-CHS基準)を紹介します。
もし当てはまっていたとしても、不安にならなくても大丈夫です。これから予防していけば良いのです。
おわりに
本日はフレイルについてお話ししました。フレイルは介護を要する手前の段階です。そのままでいると介護を要することになってしまうので、ぜひフレイルを予防して、元気な身体づくりをしていきましょう!微弱ながら私もお手伝いできれば光栄です!
【転倒予防ケアトレーナー】TAKUの訪問整体
参考・引用サイト
・厚生労働省HP 「健康長寿に向けて必要な取り組みとは?100歳まで元気、そのカギを握るのはフレイル予防だ」
広報誌「厚生労働」2021年11月号 特集1 (mhlw.go.jp)
・国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター (ncgg.go.jp)
投稿者プロフィール
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こんにちは!訪問整体を行っている転倒予防ケアトレーナーのTAKUです!
札幌市内で14年間理学療法士としてリハビリを提供していました!これまで培ったものを皆様に提供していきたいです!
少しでも多く、長く、ご利用者様を笑顔にできるよう頑張ります!
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