🥒夏野菜②！

2022年7月29日 2022年7月29日 TAKU

TAKU

夏野菜の代表的な野菜といえば…

　こんばんは、【転倒予防ケアトレーナー】TAKUです。本日は夏野菜第二弾といたしまして、「きゅうり」についてお話したいと思います。

　この時期になると毎日のように食卓に並ぶって方もいるのではないでしょうか？？この私も実家にいたころはほぼ毎日のように食べていましたね。サラダやら漬け物やら酢の物やら、そのままかじるやら…。きゅうりって同じような感じの食べ方しかないような。

　あと、きゅうりってあまり栄養ないってイメージありませんか？だから、食べても栄養ないならあまり食べなくてもいいんじゃないかって考えが浮かんじゃうんですよね～。

　なのできゅうりについていくらか調べてみました。意外なことがわかりましたので、ご期待ください。

きゅうりの栄養について

　まず気になるのは栄養がないとうわさされるきゅうり、本当なのか調べてみました。

きゅうりの栄養価はきゅうり1本を100gと考えると、まずエネルギーが14㎉しかありません！とてもヘルシーです。

　きゅうりの成分は95％が水分で、蛋白質1g、脂質0.1g、炭水化物3g、灰分（ミネラル）0.5ｇとなっています。

　細かく見てみると、ビタミンKが34㎍、ビタミンCが14㎎、カリウムが200㎎、マグネシウムが15㎎などが含まれています。

　1日あたりの推奨摂取量でビタミンKは約20％、ビタミンC、カリウムは約4％、マグネシウムは約3％ほど摂取できるそうです。カリウムの量はキャベツやレタス、トマトとほぼ同量含まれています。

　ビタミンKの主な作用は、血液凝固と丈夫な骨をつくる栄養でもあります。ビタミンC、カリウムについては前回もお話しましたが、ビタミンCは抗酸化作用、生体内の物質代謝や、酸化還元反応に関与し、コラーゲンの生成と保持の働きがあります。カリウムは体内で浸透圧を調整する作用のあるミネラルの一種で、ナトリウムの排出を助ける働きがあるため、塩分のとりすぎを調節してくれます。マグネシウムはエネルギー産生機構に関わり、栄養素の合成分解、遺伝情報の発現、神経伝達などに関与します。カルシウムと拮抗して筋収縮の制御をしたり、血圧を下げたり、血栓をつくりにくくする働きもあります。

　こうやってみると、きゅうりも意外と栄養あるんだって思いました。むしろ低カロリーなのでダイエットするのにはもってこいです。

きゅうりが苦手な方へ…

　ここまできゅうりの素晴らしさを紹介してきましたが、きゅうりが苦手な人はあまり聞いても意味のない話になってしまいそうです。苦手な人もきゅうりが食べられるようになるかもしれない事を書くので、ぜひ参考にしてみてください。

きゅうりのここが苦手！

食感
味が嫌（虫の味？）
匂い（青臭い）が嫌
水っぽい感じ

というのがきゅうりが嫌いな人の大半を占めているようです。

食感への対策！→火を通す！火を通すことで柔らかくなってあの食感が減ります。

味への対策！→維管束に流れるギ酸がきゅうりの味をつくっているそうで、対策としてはキュウリをヘタ部分で2つに切り、両方の切り口を30秒ほどこすり合わせます。そこで切り口辺りに浮かんでくる白い液体を水で洗い流すだけで灰汁が抜けてえぐみがなくなるそうです。

匂いの対策！→きゅうりの香りの主な成分は2、6-ノナジエノールと2、6-ノナジエナールです。その他にもノナノール、ノナナールなど炭素の鎖が９個つながった化合物のアルコールやアルデヒドがキュウリの香りを形づくっています。対策としては、板摺をする、さっと茹でる、繊維に沿って切る、種を取ることで匂いが抑えられるようです。

水っぽいへの対策！→きゅうりは95％が水分なので多少水っぽいのは大目に見てください。細かくたたきすぎないようにすること、調味料は食べる直前に合わせること、きゅうりの種をとってからたたくことで少しは水っぽさが減るかもしれません。

　これできゅうりが苦手だと感じている人も食べられるようになると幸いです。苦手だけど食べてみたいなと思った方はぜひお試しください。