Sneeze(くしゃみのこと)！

くしゃみについて🤧

こんばんは、ていねリハ楽整体院　TAKUです。

今日のテーマは「くしゃみ」です。

最近寒くなってきて、くしゃみをする回数も増えているのではないでしょうか？

私も寒くなったり、埃っぽいとすぐくしゃみが出ます。

ちなみになぜくしゃみというテーマを取り上げたかというと、くしゃみをすることで腰痛になることもあるからなんです。

特にあのくしゃみの一撃で肋骨骨折やぎっくり腰、椎間板ヘルニアを受傷する可能性があります。

くしゃみの原因

なぜくしゃみは起きるのか…。くしゃみが起こる原因としては、鼻の粘膜を刺激したり、冷気を吸うなどの物質的な刺激や、刺激物質の吸引、アレルギー反応などがあります。風邪や花粉症などのアレルギー性鼻炎での一般的な症状であり、また、光刺激などでも発生することがあります。

また、化学的刺激でもくしゃみが発生しやすくなるとのことです。

くしゃみが出るときは結構辛いし、出た後は少し苛立つ気持ちもあるんですが、冷静に考えたら身体を守ってくれていることもあるんだなと考えさせられますね。

ちなみに、くしゃみの機能は体温を上げるための生理的現象と、鼻腔内のほこりや異物を排出するための噴出機能があるそうです。

くしゃみをして考えられる弊害

くしゃみはほぼ上半身全体の筋肉を激しく運動させたり、呼吸のリズムが阻害されるので、体力を消耗しやすいです。

また、くしゃみをする時は目を瞑るため、注意がそれやすくなります。腕などの筋肉の収縮や硬直を伴うため、特に運転中や機械を操作しているときは危険な状態となりやすいです。

さらに上記にもありますが、肋骨の損傷や腰痛を引き起こすこともあります。

だからと言って、くしゃみを我慢しようとすると、他の弊害も出る可能性もあるようです。

それは、くしゃみは瞬間的に大きな圧力を発生させる現象であるため、無理に我慢してしまうと、喉や鼻腔、中耳、外耳の損傷、耳の感染症、鼓膜の破裂、脳脊髄圧や血圧の上昇などにも作用することが起きるそうです。

そういうこと言われると、くしゃみはあまり無理して我慢しない方が身体によさそうですね～…。

上手なくしゃみの仕方とは

さて、今回特にお話ししたい部分はコチラです。

くしゃみはしても辛いし、我慢しても辛い…。

じゃあどうしたらいいんだろう。

そうです、上手にくしゃみをすればいいんです。

でも上手にくしゃみをするって、いったいどうやって…？

特に腰痛持ちの方は今後の参考になると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

くしゃみが与える腰への負担

その前にくしゃみは腰にどのくらいの負荷をかけているのでしょうか？

一般的なくしゃみの仕方として、直立位の状態からくしゃみをして、体幹が前傾する場合、椎間板には20㎏の荷物を持ったときと同等の圧縮力がかかるとのことです。

腰部への負担を考えた場合、立位で体幹前傾し荷物を持った時は直立位の腰部への負担の220％となっていますので、やはりくしゃみは腰部への負担がかなりかかりそうですね。

やってみよう！

では腰への負担を避けながら上手にくしゃみをするにはどうしたらいいのでしょうか？

まずは立った状態の場合から。

直立位でもくしゃみが出たら体幹を前傾させないようにすることです。そうすることで腰への負担は減ります。

その次はくしゃみが出るときに膝を曲げてクッション作用を使い、負担を減らす。くしゃみが出る瞬間、膝を曲げてみましょう。

その他には、机や椅子、手すりなどに手を置きくしゃみする。そうすることで腰への負担が分散されます。壁でもいいです、どこか手を添えれるところに頼ってください。

一番ベストな方法は座ってくしゃみすることです。

腰への負担を減らした、上手なくしゃみの仕方をまとめると

①直立位だけども前傾させないようにする。

②膝を曲げてクッション

③机や椅子などにつかまる

④座ってする

となります。ぜひ参考にしてみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか。一言にくしゃみといっても、骨が弱い方や腰が悪い方には侮れませんよね。

これからますます寒くなり、くしゃみも出やすくなると思いますので、身体を冷やさず腰を守りながら生活していきましょう！

ていねリハ楽整体院　TAKU

参考・引用サイト

・くしゃみ - Wikipedia

・くしゃみ時における腰部負担の分析_pdf (jst.go.jp)